口内フローラと腸内フローラの関係性
こちんだ歯科クリニックの粟國です。
朝晩寒く、日中は暖かい寒暖差が激しいため体調管理には十分注意しましょう。
口内フローラとは細菌叢(さいきんそう)
「細菌のお花畑」口の中には1000億個以上もの細菌や微生物が生息しています。
1善玉菌
体に良い働をする菌
2悪玉菌
むし歯や歯周病菌
3日和見菌(ひよりみきん)
普段はおとなしくしていますが悪玉菌が増えると悪玉菌の味方をします。
体調が悪くなると暴れだす菌です。
この3つの菌に分類されます。
口内フローラの善玉菌、悪玉菌、日和見菌「2:1:7」の比率です。
この比率、バランスが崩れると虫歯や歯肉、歯周病が起こります。
歯ブラシがおろそかになったり、お菓子や砂糖の取りすぎると悪玉菌が増えます。
悪玉菌は血管、唾液を通って炎症を起こすようになります。
口内フローラが悪くなると腸内フローラも悪くなります。
腸内フローラが悪くなると免疫力が下がり感染症にかかりやすくなります。
口腔と腸は一つの管でつながっているのです。
糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、癌、認知症の病気との関りがあります。
善玉菌を増やすには「歯ブラシ」が一番の薬。
舌もきれいにしましょう。
細菌を減らすことが大切です。
歯垢や歯石を除去して健康を保ちましょう。
4か月に1度は定期健診をお勧めします。